満月の日
地域行事が続いていた秋。
12日の満月の日には上の子の七五三で天河神社に参らせていただいた。
七五三といえばスタジオで撮影したりするのが一般的なのかもしれないけれど、
私たちは着付けも写真もそれぞれ身近なご近所さんにお願いすることに。
記念を残しさえできれば十分だからとお願いすると、とても喜んで快く受けてくださった。
そういえばはじめてここへ来て移住を決めたときも、天河神社で朝拝に参加させていただいた。その時息子は生まれて5ヶ月。
息子の成長のご挨拶と、この土地に受け入れてもらっている感謝を改めて伝え、
ご近所さんの付き添いもあり、参拝に来られていた方からも「とても良い空氣が流れていた」と声を掛けていただいて、祝福を受け清々しくとても温かい氣持ちになった。
終わってからも2日間くらいは夫と「すごく良い七五三だったね」「じゅんこ姉(着付け)とひとし兄(写真)にお願いして良かったね」と言い合って余韻を残すほど、その場が氣持ち良かった。
元々私自身は、根を張ることをどこか避けていて落ち着きなく、地に足がついていない感覚が以前はあった。
ここ数年はそこに対して自分なりに向き合う流れにあり、いつの間にか土地とも繋がることができるようになっている事に、ふと氣がついたこの満月の日。
でもきっとそれは常に目の前の「今」に全力投球の、子どもから受ける影響が大きいのですね。
天川村のレインボーガーネット。
子どもの頃から山に入り、この辺りの山のことを良く知る石大好きおじさんから。
夫は自分で採掘した石で、研磨が必要であれば自分でして、糸も自分で作って
それを作品にするのが夢なのだとよく話してくれます。
全てを実現するにはまだまだ時間がかかるだろうけど、
良き出会いのおかげで少しずつ少しずつ、そこへ近づいているようです。
いつかその作品を紹介できる時がきますように。
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