先月 義父が旅立ちました。
13年前 お義父さんが自身の仕事を縮小するのでこれから時間が空く、と話していたタイミングに
夫がお試しで預けた研磨機。
それから今まで数え切れないほど沢山の ARTEMANOとまほらの石を研磨してもらいました。



ほぼ独学で最初から夢中でのめり込み、
長年研磨を趣味とする初めての石仲間との出会いもご近所で巻き起こし、
興奮と喜びでその電話報告をしてきたことも懐かしく。
素手の感覚でやりたいからと頑なにドッピングをしないフリーハンドスタイルな義父の研磨は、
氣の満ちた生きもののような存在感で瑞々しくて 美しくて、仕上がった石の到着が楽しみで。
心震える瞬間を何度も体験させてもらいました。
毎回こちらが原石1つ1つにこと細かに要望を書き記して送るのを、さらに細やかに汲み取ろうとする前のめり姿勢、
磨き直しもどんどん引き受ける柔軟性。
石のやり取りをしていた義父と私は、お互いにこだわりが強かったり
それぞれの価値観や生き方を主張して喧嘩もしたけど、それらも含めて深い学びとご縁をいただいた。
お葬式の日 お役目を終えた体から義父の氣配はなかったけど、
自分のために沢山の人が集まった場に 賑やかしい義父が居ないわけがなく、
会場あちこちから 景氣をつけるようないつもの元氣な声が聞こえてくるようで
式が進むにつれ魂がまた次の段階へと昇華していくのを感じながら、
お見送りをしました。


お葬式の日、行きは彩雲に出迎えられて
帰り道すがらは3箇所もの花火大会に遭遇
打ち上がる花火に見送られて、夫も私も まるでおとうさんらしい演出だね、
でも送り出すこちらの氣持ちのようでもあるねと。

自由な魂になってどんな旅をしているだろうと巡らせたり つながりを感じながら
沢山磨いていった石たちを、これからも少しずつ形にしていきます。




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